子どもの叢生・八重歯の矯正治療例(13歳男子 治療期間1年4カ月)
執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
叢生・八重歯の治療例(Before&After)と解説
年齢・性別 | 13歳男子 |
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治療期間 | 1年4カ月 |
抜歯 | なし |
治療費(税込) | 330,000円 |
備考 | 治療方法:マルチブラケットストレートワイヤーテクニック+エッジワイズテクニック |
主訴は上下顎前歯部の軽度の叢生です。上下のかみ合わせについてはほぼ問題ないと考え、叢生の改善を主に治療を進めました。ワイヤーの力で上下の歯列を拡大して歯を並べるスペースを確保することを期待したため、一見歯が綺麗に並んだ後も歯の根が十分に移動するように治療期間を十分に取りました。歯が並ぶこと自体はおおよそ6か月ほどで完了。
そこから上下のかみ合わせをしっかりと閉じるため、顎間ゴムの使用を一定期間継続してもらいました。顎間ゴムは治療によっては不可欠な事があります。患者さん自身に毎日付け替えていただく必要があります。ゴムかけを怠ると良好な治療結果が得られません。今回の患者さんにつきましても、しっかりとゴムかけをしていただくことが出来て良好な結果を得ることが出来ました。