痛くないように努める治療
執筆者：院長 歯科医師 永井伸頼
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痛みをなるべく感じさせない歯科治療のポイントとは
歯科医院での治療に対して「痛い」「怖い」といったネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。当院では歯科治療へのそうしたイメージを払拭できればと考え、痛みを緩和した治療をご提供しております。治療を受けた患者様からは、驚くほど痛みがなかったとご好評をいただいております。痛みを緩和した治療とはどういうもので、なぜ痛みを感じさせないのか、ということについてご説明致します。歯の治療をためらっているという方はぜひご覧ください。
【ナガイ歯科式】痛みを緩和する８つの工夫について
ナガイ歯科では、以下に述べる８つの工夫を行うことで、歯科治療に伴って生じる痛みを軽減しております。完全に痛みをなくすことは難しいものの、ほとんど痛みを感じないというくらいにまではできます。痛いのはイヤだという方は、ぜひお試しください。
① 歯肉表面に麻酔を塗ります
治療の際に麻酔注射を打たなければならないことがあります。これは注射ですので刺す時に痛みが生じます。そこで歯ぐきの表面に予め麻酔を塗ることで、注射の際の痛みを感じないようにします。
② 極細の注射針を用います
現在使用されている麻酔針の中でももっとも細い「３０ゲージ」の針を用いることで、刺す時の痛みを感じさせません。
③ 麻酔液を体温と同じ位まで温めます
冷蔵庫の中で保存されている麻酔液は、その冷たさから注入時に刺激を与えます。この刺激が痛みとなって感じられるため、当院では専用のウォーマーによって体温と同じくらいまで麻酔液を温め、注入した時の刺激を和らげます。
④ 拡大鏡による低侵襲治療
治療の際に拡大鏡を用いることで視野を拡大し、削る部分を最小限にとどめます。多く削れば削るほど痛みも生じやすくなるため、なるべく削らない低侵襲治療は痛みを抑えることにも通じるのです。
⑤ ５倍速コントラの使用
歯を削る時には、独特の「チィィーン」という甲高い音がします。この音がイヤだ、怖いという患者様もいらっしゃるようです。そこで当院では通常の切削機に比べ５倍の早さで回転する５倍速コントラという器具を導入し、この音を小さく抑えております。また回転速度が上がることで削る際の振動も少なくなるため、より楽に治療を受けていただけます。
⑥ 麻酔針の刺し方も工夫します
歯ぐきに大きな圧力が加わることで痛みが生まれてしまうため、注射時に粘膜へ針を当てるような方法で麻酔を刺すことで、痛みを軽くすることができます。
⑦ 呼吸タイミングに合わせた注射
息を吐いている時には、痛みを感じにくい副交感神経が優位な状態にあるとされています。そのため患者様が息を吐いているタイミングを見計らって注射を行います。
⑧ 予防歯科の推奨
治療に伴う痛みを最小限に抑える極意とは、ズバリ病気にならないことです。虫歯や歯周病などに罹らなければ、歯を抜いたり削ったりする必要もないからです。当院では口腔内のメンテナンスや歯科定期検診を推奨することで、病気を予防する取り組みを行っております。
愛知県尾張旭市にて微痛治療を行っている歯科医院をお探しの方へ
ナガイ歯科では、以上のような工夫によって極力痛みを感じさせずに治療を行っていきます。歯医者に抵抗があるという方も、可能なかぎり痛みを抑えた治療なら安心して受けられることが考えられますので、まずはご来院なさってみませんか。早期治療も痛みを軽減するための要素として大きいので、できればご来院は早いに越したことはありません。
