叢生・八重歯の部分矯正治療例(40代女性 1年3ヵ月)
執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
叢生・八重歯の治療例(Before&After)と解説
年齢・性別 | 40代女性 |
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治療期間 | 6ヵ月 |
抜歯 | なし |
治療費(税込) | 176,000円 |
備考 | アライナー矯正(マウスピース型矯正装置) |
上下前歯の歯並びを治したいとの主訴で来院された患者さまです。上下顎前歯部の軽度叢生改善のための矯正治療ケースとなります。
叢生量も少なくワイヤー矯正かアライナー矯正かの選択となりましたが、本人の意向によりアライナー型矯正装置の選択となりました。アライナー矯正は一つの装置で0.2~0.3mm程度しか歯を動かす事が出来ません。最低2週間装着が必要となります。一つの装置を装着して2週間以上経過したら、その次の装置を装着します。その繰り替えとなります。
今回のケースでは6個のアライナーを使用しました。叢生の改善のみの部分矯正となりますので、それ以外の改善は施していません。6個目終了時点で患者さまが満足して終了となりました。
部分矯正の場合は患者さまが満足した時点をもって終了としています。これ以上治療しても改善が乏しい、もしくは他のネガティブ要因を作り出してしまう可能性がある時には、こちらからその旨伝えます。このアライナー矯正は万能な方法ではないので治療前に熟慮する必要があります。