叢生・八重歯の矯正治療例(33歳男性 治療期間2年5か月)
執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
叢生・八重歯の治療例(Before&After)と解説
年齢・性別 | 33歳男性 |
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治療期間 | 2年5か月 |
抜歯 | あり |
治療費(税込) | 330,000円 |
備考 | マルチブラケットストレートワイヤーテクニック |
初診時の主訴は、上顎のみの矯正治療でした。1年5か月後に上顎矯正治療は終了しました。その後、下顎の矯正治療もしたいとのことで、上顎矯正治療終了と同時に下顎の矯正治療が始まりました。1年後に下顎矯正治療が終了して、全顎矯正治療終了となりました。
今回のケースでは患者さんの希望もあり、歯が並んでからすぐに矯正装置を外して、保定装置を装着しました。結果、早期の段階から後戻りが始まり、結局再度ブラケットを付けなおして、再度矯正治療をすることになりました。
歯並びが揃った後でも、歯の根は動いていない可能性が十分に考えられるため、早期に保定に移行するときには、後戻りについて十分に考慮する必要があります。現在も保定装置は継続中です。