すきっ歯の矯正治療例(50代女性 治療期間7ヶ月)
執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
すきっ歯(空隙歯列)の治療例(Before&After)と解説
年齢・性別 | 50代女性 |
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治療期間 | 7ヶ月 |
抜歯 | なし |
治療費(税込) | 115,500円 |
備考 | マルチブラケットストレートワイヤーテクニック・歯周病 |
初診自時の主訴は「歯周病を治したい」との事でした。おおよそ2年間歯周病の治療をして歯周病は改善されました。その後「歯周病によって動いた歯を元通りにしたい」との希望があり矯正治療を始めることになりました。
歯周病の既往があると歯茎が下がったり、歯の動揺が強くなったりとリスクがありますが、話し合いの結果、上の前歯の並びに限り治療することになりました。矯正治療により、審美的回復はもちろんのこと、発音障害と摂食不良が改善され、結果に非常に満足されているとのことでした。
歯周病の既往が在りましたが、歯肉の退縮(歯茎が下がること)もほとんど無く、歯の動揺も酷くなることなく、短期間の治療で良好な結果を得ることが出来ました。