上下の前歯の部分矯正治療例(40代女性 治療期間1年)
執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
上下の前歯の部分矯正の治療例(Before&After)と解説
年齢・性別 | 40代女性 |
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治療期間 | 1年 |
抜歯 | 無し |
治療費(税込) | 231,000円 |
備考 | 上下部分矯正(ストレートワイヤーテクニック) |
今回のケースは前歯部に限局して治したい、また遠方からの通院となるので治療期間の短縮をしたいとの希望から、上下ワイヤー矯正装置を用いた部分矯正治療となりました。
アライナー矯正も治療の選択肢として可能でしたが、治療期間の短縮を考えてワイヤー矯正治療を選択しました。今回のケースのように歯の捻転を改善する場合にはワイヤー矯正治療の得意とするところです。アライナー矯正では逆に不得意なケースと考えられます。アライナー矯正装置を用いて捻転を改善できないわけではありませんが、ワイヤー矯正治療よりも時間を要する可能性が高くなります。
部分矯正の終了するタイミングとしては、患者さん自身に決めてもらいます。ご自分で満足した時点が終了するタイミングとなります。希望されるタイミングにおいて不具合が生じる恐れがある場合には医師からの説明がありますので、必ずしも希望とおりに終了するわけではありません。今回のケースは1年で治療終了となりました。