粗食と虫歯と健康
投稿日:2017年11月4日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
本日来院された患者さんの中に、まったく虫歯もプラーク(歯垢)もなく歯肉炎などの炎症もなく見るからにお口の中がきれいな状態の方が二人ほどお見えになりました。おそらく口腔内のバクテリアの数も少ないであろうと予想されますが健康状態も非常に調子が良いとのことでした。
そんな患者さんにお会いしたときには、普段の食生活についてアンケートを書いていただくことがあります。この域に達する患者さんにお会いできる頻度は、多くはないですが食生活について尋ねると共通する事項が上がってきます。
それは、皆さん粗食であるということです。まず飲み物は、ほとんど水のみ。食べる量も少なめです。そして炭水化物の量は、少なく間食は、ほとんどしていないようです。粗食が健康に直結するとは、一概には、言えませんがお口の中のバクテリアの種類や数には、影響があると思われます。
昨今、食については様々な情報が玉石混交状態でその中から本当に価値のある情報を見出すのは大変だと思いますが、毎日の食については、十分に吟味する必要があるでしょう。
これから秋の美味しい食べものがとても魅力的ですが食べ過ぎには、注意してくださいね。
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