ホワイトニングについてもっと知りましょう!
投稿日:2019年7月22日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
ホワイトニングをする前に、問診、診察、時にはエックス線写真など術前検査を行います。
何故でしょう?
1)生きている歯が虫歯になっていたり、欠けている、ヒビがあったりすると酷くしみます。
術前に調べて対策してから始めましょう。
2)歯肉炎や歯周病がある状態だと歯の周りは、炎症により、浸出液や血液でいっぱいです。
ホワイトニングの薬剤が歯の表面に届く前に、炎症物質と反応して効果が減弱します。
3)ホワイトニングをしても、白くならないところがあります。
レジンやセラミックなど修復箇所は白くなりません。
ホワイトニング後にいろが気になるようであれば再度やり替えしましょう。
白くなりにくい歯はどんな歯でしょうか?
実は年齢の差があります。
若い人の歯は歯の中の有機成分が多いために薬剤と反応しやすいのです。
一方で、高齢の方の歯は、有機成分が少なく歯の構造も緻密で硬いために、薬剤が反応しにくいです。
歯としては頗る良好である証なんですけどね。
つづく
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