食べ物がつまりやすい
投稿日:2018年1月14日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
40代以上の方で、昔よりも食べ物が歯と歯の間に詰まりやすくなっていると感じていらっしゃる方、お見えになるのではないでしょうか?私自身もそう感じているうちの一人ですが・・・
特に被せものや詰め物の治療を受けたことのある方は、少なからずこういった症状の経験があると思います。様々な原因で歯と歯の間の歯肉は下がり歯と歯の間が広くなります。そこに食べカスなどが入りやすくなりますが、歯と歯の間の接触している圧力が、歯の動揺や移動によって弱くなることによっても、食べ物がつまる原因となります。
歯の動揺や移動は、主に歯周病によって起こる現象です。したがって歯周病の罹患率の高い40代以上の方が感じやすいのですね。
一度下がった歯肉を元の状態に戻すことは極めて難しいですが、症状を軽減する事は可能です!現代では、歯科用顕微鏡や拡大鏡の精度も上がっていますので、かなり細かい部分まで修復することも可能なため予後も良好であることが多いと思います。
お悩みの方は、是非歯科医院へご相談くださいね。
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