食べる機能について 続き
投稿日:2024年3月9日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
奥歯が生え始める時期、それは離乳完了期でもあります。
お口の中に食べ物を詰め込めるだけ詰め込む時期は終わり、適切な一口量がわかるようになります。
食べるものを手で持ち、口まで持っていき、適切な量を口の中に入れ、前歯を使って食物を噛み切るという
一蓮の動作を習得します!
このような機能の発達とともに「食べる意欲」が育ちます。
食べる練習はとても大事ですが禁止事項があることも忘れてはいけません!
・大きなサイズの物を与えてはいけません。なんといってもまだお口の機能も未熟です。喉に詰まらせる危険があるので、必ず小さいサイズで食べ物を与えて下さい!
・まだ頚椎の発達がされていません。硬い物は与えないようにしましょう!
・前歯を使ってかじりとる練習は与えるものを十分に考慮して与えましょう!
このような食べる機能は個人差があります。無理に推し進めようと頑張りすぎるのはよくありません。
時間をかけて気長にゆっくりと食べる機能を育むようにしましょう!
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