最先端を走るデジタル歯科治療について
投稿日:2023年11月4日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
ここ最近、歯科分野にとどまらずあらゆる分野においてデジタル技術が著しく発展しています。
歯科分野では補綴物の製作過程においてデジタル技術が応用されています。
これまでは鋳型を使用した金属の被せ物が、PCでデジタル設計した被せ物を3Dプリンターののような機械で製作することが可能になり、実際に臨床で使用されています。
これまで長期に渡って積み上げてきた補綴物製作の技術を根幹から変えてしまう大きな変革です。
しかしながらその恩恵は大きく、患者さんにとっても、術者にとっても利便性が高く有益なことが多いことは間違いまりません。
口腔内スキャナーによりお口の中を撮影するだけです!
ゴムのような材料を使用した型取りは必要なくなり、採得した型に石膏を流し込んで模型を製作する必要もありません。(現在では保険で使用する材料においては模型を作る必要がありますが)
患者さんの希望により、一日で型取りから補綴物製作、補綴物製作装着できる、one day treatment も容易となりました。
時間がない患者さんにとっては一日で全て完結できるのはとても有益だと思います。
続く
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