健康は口腔管理から始まります!
投稿日:2023年12月5日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
「8020運動」聞いたことがある方はとても多いのではないでしょうか?
1989年に開始されたこの運動は現在「オーラルフレイル(歯や口の機能が衰えた状態)」の対策も含めて新たに展開し始めています。
この運動の目指す通り、この30年間で全ての年齢層において歯の保有歯数は確実に増加しています。
特に高齢者における歯の保有歯数はとても著しく増加しています。
むし歯や歯周病は未然に防ぐことが可能です。歯の喪失を守り、加齢による口腔機能の低下を防ぐごとが健康への入り口になることは火を見るよりも明らかです!
歯の数と認知症の関係について
人口の高齢化につれ認知症の高齢者は確実に増加傾向にあります。
2025年には470万人に達すると考えられています。
認知症の中でもアルツハイマー型認知症が70%あると言われています。
ここ最近の研究において、認知症と歯周病と現在歯数の関連について多くの報告があります。
現在歯数が19本以下の方は、20本以上の方よりも認知症のリスクが20%上がると言われています。
まずは「8020」を目指しましょう!
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