歯科医院で処方される抗菌薬(抗生物質)はどんなお薬なのでしょうか?
投稿日:2026年3月7日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
一般歯科で処方されるお薬のほとんどは「痛み止め」と「抗菌薬」の2種類です。
どんな症状がある時に「抗菌薬」が処方されるのでしょうか?
・歯、歯肉など歯と周囲の組織に炎症が認められるとき
・抜歯や切開などの観血処置後の感染予防として
・観血処置前の感染予防として
・歯や歯肉以外の顎顔面領域の炎症(顎骨、歯槽骨、骨髄など)
抗菌薬はその対象は細菌です。ウイルスには効きません!
抗菌薬は細菌の様々な部分に対して効果を発揮します。薬の種類によって細菌に対する作用部位が変わります。
歯科で主に使用される抗菌薬は「ペニシリン系抗菌薬」と「マクロライド系抗菌薬」です。
ペニシリン系抗菌薬は細菌の細胞壁に働きかけます。マクロライド系抗菌薬は細菌のリボソームという部位に働きか蹴ます。
ペシリン系抗菌薬は広範囲にわたり効果があるので抗菌薬の第一選択薬として最も使用されています。
マクロライド系抗菌薬は、血中に長くとどまることが可能で、末梢まで効果が行き届くことから、疾病の種類のよって選択的に使用されます。
続く
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