離乳後期(9か月~)について
投稿日:2018年7月13日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
この時期になるとお口の発達も目まぐるしく進み、舌が左右に動くようになります。
食べ物を歯茎の上に乗せて、噛んで食べられるようになります。
くちびる、舌、上あご、ほっぺた、協力し合ってうごくようになります。
その結果として、硬めの食べ物や繊維の強い食べ物をすりつぶすことが出来ます。
しかしながらまだ歯が生えそろっていないので、丸飲みすることも多いため
段々と慣らしていく感じで硬い食べ物へと移行していくとよいでしょう!
この頃からコップの水をすすれるようになります。コップの底に5mm程度の水またはむぎ茶などを入れて
介助しながら飲ませるようにしましょう!
「こぼして汚さないように」とストローやスパウトを使用するのは少し待って、
コップ飲みが出来るようになってからにしましょう!
ストローやスパウトは飲み物をお口の奥へ引き込みやすいので、赤ちゃん飲み(哺乳反射)への逆戻りを招くことがあります。
せっかくのお口の発達を妨げないように心がけてくださいね!
外出時など、どうしてもストローなど使いたいときは、お口の奥まで引き込まないように
ストロー口のごく短いマグを使うとよろしいかと思います。
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