骨粗しょう症のお薬を服用している方へ
投稿日:2022年8月5日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
一般的には40代以上の閉経後の女性の方に多く見られる病気「骨粗しょう症」。
骨吸収が骨形成のバランスが崩れて、骨吸収が過度に起こり、骨の密度が粗になる病気です。
歯科受診されている患者さんの中でも「骨粗しょう症」のお薬を服用されている方は少なくありません。
「骨粗しょう症」の治療薬が歯科治療に与える影響について
・骨粗しょう症の治療薬として骨吸収抑制薬やステロイド製剤が使用されます。
骨吸収抑制剤についても飲み薬や注射など、病気の程度などにより薬の服用方法や摂取の仕方、薬の種類
などが変わります。
「骨粗しょう症」のお薬を服用中、もしくは治療中の患者さんにおける歯科治療において特に注意が必要
となる治療は「抜歯」です。
インプラント治療なども同様に注意が必要となります。
「抜歯」や「インプラント」により顎骨壊死を引き起こす可能性があるためです。
「骨粗しょう症」の治療中、または治療は終了したがお薬を服用されている方。お薬の服用を辞めてから1年以内の方は、必ず歯科治療前にお申し出ください。
主治医の先生と相談しながら歯科治療を進めていきます。
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