天然歯に近い歯の色を作るには・・・
投稿日:2018年5月9日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
本日は、技工士さんと一緒に補綴物(被せ物)の制作についての講習を医院内で催しました。
実際にスタッフの詰め物(保険で制作した銀色の詰め物)を新たな歯と同じ色調の詰め物に変える治療を交えながらの講習でした。
当医院では今年に入って医院内に技工士さんが常在することになりましたので、補綴物の製作も医院内で製作できるようになりました。
医院内に技工士さんがいることで補綴物の修理、適合の調整、色調の調整など様々な場面での問題解決に即座に対応できるため、とてもスムーズに治療の流れが進んでいきます。
特に被せ物の色合わせに関しては、かなりマニアックなくらいに天然歯を模写することが出来るので、クオリティの高い製作物を提供することが可能になりました。
歯科医院における製作物はどれもマイクロ単位で扱われるのでとても精密です。したがって治療から製作までの流れが慎重でなければなりません。そうした環境によりよく適応するには、やはり実際に製作に携わる人間が近くにいることはかなり大きなアドバンテージとなります。
最終的に質の良い治療を提供できるための新しい部門となるためにスタッフ共々切磋琢磨しています。
一朝一夕では根付きませんが、近い将来には現在よりも大きく成長した医院となるべく技術の向上を目指して日々奮闘しております。
本日午後の講習についての実況でした。
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