ものすごく歯が痛いんですけど
投稿日:2018年2月22日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
「歯がものすごく痛いんですけど」と急患連絡を受けることがあります。
様々な理由で歯痛は起こりますが、「すごく痛い」とおっしゃる場合は、歯の神経にかかわる病気がほとんどです。私自身も神経の処置にいたる歯痛を何度か経験したことがありますが、かなりの疼痛を伴います。
先日来院された女性の方も同様に虫歯が歯の神経にまで達して歯痛を引き起こしていましたが、あまりの痛みに泣いておられました。
すぐさま麻酔を施して神経の治療をしましたが終始疲れ切った様子でした。
このように虫歯が進行してしまうと一大事に発展します。早期発見、早期治療は言うまでもありませんが
お口の中に無頓着であったりすると、気付いた時には時すでに遅しということも少なくありません。
痛みなく虫歯が進行することもあるからです。特に歯と歯のあいだにできる虫歯は、一見気付きにくく、歯科医院へ通っていても見逃されてしまうこともあります。レントゲン撮影や特殊な虫歯発見器などを使用するとよくわかりますが、その前に症状がないと検査自体もされないことがあります。
したがって定期的にレントゲン撮影をしてチェックすることも大切な予防処置と言えるでしょう。
また歯と歯の間の虫歯がある程度大きくなると食べ物が挟まったり、デンタルフロスが引っかかったりすることがあります。もしそのような事を経験された時は早目に歯科を受診されるとよろしいかと思います。
■ 他の記事を読む■