歯周病と全身の病気との関係について
投稿日:2021年1月29日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:未分類
歯周病により「炎症性物質」が作られて血管を通して、それらが各臓器に行き渡り様々な病気を引き起こすします!
また歯周病関連細菌から出される毒素や酵素によって、血糖値を下げるインスリンの働きが悪くなったり、アルツハイマ―、認知症が引き起こされると言われています。
日常生活において頻繁に起こる「高齢者の誤嚥」においても、歯周病関連細菌による誤嚥性肺炎の関与が見出されています。
ここで疑問が生まれると思います!
「なぜ歯周病関連細菌だけが血管内に入るのか?免疫は働かないのか?」
まだ解明されていない事も多いですが、やはり一時的な炎症は免疫により細菌は抑え込まれますが、24時間x日数的に長期にわたり慢性炎症が続いてしまうと、細菌の侵入を許してしまう結果となります。
歯周病を過度に恐れる事はしなくても大丈夫です。早期発見・早期治療はその後の予後に影響します。
放置することが一番良くないことは火を見るより明らかです。
まずはかかりつけ医へご相談を!
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