材料の違いによるラミネートべニアについて|愛知県尾張旭市の歯医者・歯科|尾張旭駅10分のナガイ歯科

新型コロナウイルス対策について

大型駐車場(13台)

9:00~18:00まで

尾張旭歯科医師会加盟

歯科外来診療環境加算

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所

ゴムメタル矯正

お問い合わせ・ご相談

矯正治療・インプラントに関する無料相談受付中

0561-54-5511

日曜日 休日診療愛知県尾張旭市西大道六兵衛前3911

材料の違いによるラミネートべニアについて

投稿日:2023年7月24日 執筆者:

カテゴリ:院長ブログ

前回のお話で、セラミックを用いたラミネートべニアは破折した場合のリカバーが困難である旨お伝えしました。

その他にもラミネートべニアのデメリットがあります。

経年変化です!「セメントライン」の出現です。

ラミネートべニアは、歯科技工士が製作した補綴物を歯の表面にセメント合着します。

補綴物と歯の間には「セメント」が介在します。

ラミネートべニア治療後にラミネートべニアと歯の間のラインが黒くなったり、変色して気になると訴える方が少なくありません。セメントの厚みに依拠するのですが、ここは精度が要求される部分ですが、いくら精度高くしてもセメントが介在する以上は、セメントラインの出現は否めません。

結果、セラミックによるラミネートべニアは長期安定性に問題があると言えます。

また歯科医師と歯科技工士の優れた技術力が要求されることは言うまでもありません。

一方で、セラミックに変わる材料で「コンポジットレジン」が注目されています。近年の日本メーカーの技術発展によりセラミックとほぼ変わらない色調を出せるようになってきています。

この「コンポジットレジン」の優れたところは、

「セメントラインが存在しない」「破折しても同じ材料で修復可能」な点が挙げられます。

「コンポジットレジンを用いたラミネート(ダイレクト)べニア」はチェアサイドで歯科医が直接製作するので歯科医の技術力は要求されますが、基本的には即日完了でき、長期安定性においても優れた方法と言えるでしょう。

つづく

トップへ戻る