新型コロナウイルス対策における歯科の役割について
投稿日:2020年4月10日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
緊急事態宣言が出されましたが、皆様お身体は勿論のこと、様々な身の回りのこと、十分にお気をつけくださいませ。
このような状況のもと、歯科を受診できずに不安な方、予防などどうしていいのか分からない方、お見えになると思います。
ご自宅での管理もご自身で出来る事もあります!
お口の中を清潔に保つことは、ウイルス感染の予防対策のひとつです!
ここで日本歯科医学会、新型ウイルス感染対策チームから出された新型コロナウイルス感染症対策について
お伝えいたします。
ウイルス感染に対する歯科の重要性についてお話しいたします。
1)口腔清掃はウイルス感染の水際対策です。
ウイルスの感染は、鼻、口、目などの粘膜から起こります。お口の衛生環境が悪いとウイルス感染しや
すくなります。
歯ブラシ、歯冠ブラシ、デンタルフロスは必ず毎日しましょう!
2)不潔なお口の中は、腸内細菌のバランスをみだして全身の免疫を弱める事があります。
歯周病などに罹患されている方は、ご自分の状況を確認して、歯科医院で教わっている方法で、お口の
中を清潔に保つようにしましょう。
ご自分で上手に器具を使ってプラークを除去できない方も見えると思います。
市販のうがい薬で洗口するだけでも、何もしないよりは効果があると考えます。
これまで何も気にすることがなかった方も、まずはご自分の状況を確認して、関心を持つことから始めましょう!
ご家族でご高齢のかたがお見えになり、お口のなかに不安がある方は、仕上げ磨きをしてあげてください!
ネットで、正しい磨き方などはすぐに検索できると思います。
もしくは電話にてかかりつけの歯科に電話をして指示をもらうこともよろしいかと思います!
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