歯磨き剤についてのお話し
投稿日:2021年12月3日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
多くの方々が歯磨き剤として使っているのは、白いペースト状の歯磨き剤ではないでしょうか?
色はともかくこのペースト状以外の歯磨き剤をみたことがあるでしょうか?
大きく分けるとぺーストタイプとジェルタイプに分けられますが、ジェルタイプはなかなか見たことがないのが現状ではないでしょうか?
歯磨き剤は基本成分と薬用成分とで構成されています。
薬用成分の含有物の種類によって以下3種類に分類されます。
1)化粧品歯磨剤
2)医薬部外品歯磨剤
3)医薬品歯磨剤
歯周病や虫歯に対して何がしかの薬効成分を含むものが2)の医薬部外品にあたります。ほとんどの歯磨き剤がこれに当てはまるのではないでしょうか。
医薬品としての歯磨剤は少なく、お目にかかることも少ないですが、炎症による諸症状の改善を期待する薬効成分を含みます。
歯磨き剤の基本成分は、
・研磨剤
・発泡剤
・湿潤剤
・粘結剤
・香味剤
・保存剤
と多種多様な成分が入ってます。
薬用成分は
・虫歯予防剤
・抗炎症剤
・酵素
・殺菌剤
・知覚過敏剤
などが挙げられます。
毎日使用するものですから含有成分については知っておくのがとても大切です!
つづく
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