口腔機能低下症について
投稿日:2025年7月27日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
お口の機能とは、歯の健康だけでは成り立ちません!
食べること」は「噛むこと」であると思われがちですが、それだけではありません!
食べることは口の周りの組織、舌、唇、頬などそれらと関わる筋肉が大きく関わっているのです。
[食べる、噛む」この一連の動きは、これら口腔周囲の様々な筋肉が連動することで成されているのです!
・唇を閉じる力が不足していると、食べ物はポロポロと口外へ溢れてしまいます。
・食べ物が歯によって粉砕されているときには、舌が食べ物を歯で噛み砕かれるように誘導しています。
・頬の筋肉も食べ物が頬と歯肉の間に詰まらないように誘導しています。
そしてこれらの一連の動きを潤滑に進める重要な役割を担っているので唾液です。
唾液は唾液腺と呼ばれる器官から放出されます。その唾液腺は頬や舌下、顎下部にあります。
このように「食べる」行為をするために必要不可欠な口腔周囲の筋肉による働きを
「口腔機能」と呼びます!
口腔機能が低下するとはどのようなことを表すのか掘り下げてみましょう!続く
■ 他の記事を読む■