歯周病治療の基本的な流れについて つづき
投稿日:2019年11月18日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯周病に罹患すると様々な現象がお口の中で起こります。
・歯肉からの出血、苦い味がする(排膿)、歯肉が腫れるなど
歯の周りに増殖した細菌の数が増えると免疫が応答して炎症が起きます、上記の症状はまさにその典型であります。
・歯の動揺、歯の移動、歯並びが変わるなど
歯周病で歯の周りの組織(骨や歯肉など)が破壊されると、歯の支えが失われるために歯は揺れ始めます。
そしてかみ合わせの力により歯が容易に移動するようになります。
・嫌な臭いがする、口の中が粘つく
歯周病を放置して炎症が続くと膿が出ている事を感じる事が多くなります。
また歯周病関連細菌が増殖して特有の嫌な臭いを発します。
上記のような事が実際にあると感じているようであれば歯周病の治療をするべきです。
歯周病の基本治療
1)歯周病を理解する
歯周病の治療ののひとつとして適切な歯の磨き方を学ぶ事が挙げられます。
継続的に物理的な細菌の除去を行う必要があるためです。
長期安定性を維持するためには必要です。
つづく
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