口臭はどこから来る?
投稿日:2022年1月25日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯周病細菌には嫌気性(空気が無くても生きていける)菌が多いので口臭が強くなる事を前回お伝えしました。
お口の中で最も口臭が発生しやすい場所はどこでしょうか?
「舌」です!
舌の表面に汚れが溜まっている状態をみたことありませんか? これら舌の表面に溜まった堆積物を
「舌苔」といいます。
舌苔には細菌などの微生物、唾液成分、細胞の死骸、血液成分、食べかす、など様々なものが存在します。
それらのほとんどはタンパク質です。
悪臭を作り出す細菌と栄養源のタンパク質の両方が舌苔に存在しています!
お口の中には、歯の表面に付く「プラーク」、重度の虫歯、舌苔、咽頭周囲、歯の根など細菌が居つく部位がどこにでもあります。
従ってお口全体の細菌の数を減らしていくことがまず重要になります!
歯磨き、うがい薬、糸ようじ、歯間ブラシなどを用いてお口の中を徹底的にお掃除する事でほとんどの口臭は改善されます!
マスク生活でお口の臭いが気になっている人が増えています。
まずは歯科へお尋ねくださいね!
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