天然歯のような歯を
投稿日:2018年6月4日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
前回お話しした「天然歯みたいな歯」とは実際にどういった歯なのかズームアップしてお話しいたしましょう。
昨今、様々な技術革新のにより歯科の修復分野においても目まぐるしいい発展が起きている旨について話ましたが、まさにそこで使用される材料についての話となります。
様々な理由で歯を修復するとき、元通りの歯の形、色を復元するときにコンポジットレジンという材料を用います。保険診療でも使用される非常に汎用性の高い優れた材料です。
そのような治療方法の中でも歯牙の形だけを模写するにではなく、歯の内部構造の形態やエナメル質の厚みなど力学的な構造と光学特性も理解して歯牙を模写する大変マニアックな治療を提供することが出来るようになりました。
これだけの治療法を施すには時間と費用がかかるため、すべて自費治療となりますが、出来上がる歯は機能的にも審美的にも大変優れたものになります。
特に歯の色は経年変化を起こしますので、年齢が重なると歯の中にミネラルが染み込んで、象牙質やエナメル質の結晶化が進み、歯の透明感や彩度が増します。
すると模写の難易度が上がることになります。
しかしながら今は、それに対応できる技術があります!とても素晴らしいい事だと思います。
歯の色が合わずにお悩みの方は是非ご相談を!
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