歯周病予防について(歯肉はなぜ下がるのでしょうか?)
投稿日:2020年11月14日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
「歯がしみる」「食渣がよくつまる」「歯並びが変わった」「歯肉が下がった」
これらの症状は、歯周病の特徴です!
歯周病の症状は様々ですが、「歯肉が段々と下がってきている」
この症状は多くの人が経験されているのではないでしょうか?
歯の形が人それぞれで違いがあるように、歯肉の形や色、厚さなども多種多様にあります。
歯肉の厚さが薄いうえに炎症が持続的にあると、歯肉は容易に下がり始めます。この状態にさらに歯ブラシで歯肉を強く擦ると、歯肉退縮を増長させます。
歯肉に炎症が認められるという事は、そこに多くのバクテリアが、もしくは毒性を持ったバクテリアが存在する事を意味します。
歯垢や歯石の付着が著しいという事です!
一度下がってしまった歯肉を回復させる事は容易ではありません。
下がった歯肉を回復する方法もありますが適応範囲がありますので
すべてにおいて回復が期待できるわけではありません。
ご自分の歯肉がどんなタイプなのか、歯周病などに抵抗性が強いのか、
知っておくことも予防に繋がります。
かかりつけの歯科医にご相談を
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