歯を削らないコンポジットレジンブリッジ知ってますか?
投稿日:2022年9月27日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯を失った後で、
歯の機能を回復するために、
「義歯」「インプラント」「ブリッジ」などの方法があります。
現在可能な治療方法としては上記の3種類しかありません。
今後再生治療の研究が進み、上記の3つに加えて「再生療法」ができるようになる事でしょう。
まだいつになるか分かりませんが・・・
その中でも「ブリッジ」は多く使用されています。
適応範囲はあるものの保険適応でき、汎用性が高い補綴物です。
しかしながら臨床において「ブリッジ」製作・装着から→歯の崩壊→歯の喪失という流れを目にすることは少なくありません。
「ブリッジ」は喪失した歯の機能を回復するために隣在歯(両隣りの歯)を支えとして、
「橋」のように無くなった歯の部分に人工的に製作した歯を装着する方法です。
そのために多くの場合、隣在歯を削る必要があります。
歯を削れば、生きている歯であれば神経の処置をせざる得ない事もあります。
神経の処置をした歯は問題が起きやすく、生きている歯と比べると抜歯に至ることも多いです。
歯を削らずに「ブリッジ」を製作する方法が「コンポジットレジン・ダイレクト・ブリッジ」です。
つづく
■ 他の記事を読む■