子供の定期メインテナンスについて
投稿日:2023年1月16日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
子供の歯は大人の歯と違います!
それは乳歯があるからです。
3歳ころに乳歯列期が完成します。
そして6歳になると6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯が萌出し始めます。
そして下の前歯2本が抜け始め、上のの前歯も抜け落ちて、8歳ころには第一大臼歯と上下顎前歯部がそろい始めます。
この時期の小児のお口の中には永久歯と乳歯が混在しています。とても複雑な環境ですので汚れも溜まりやすく、炎症を引き起こし易くなりがちです。
慢性炎症が常態化しているお口の中では、様々なバクテリアが育っていきます。虫歯菌も然りです。
子供のメインテナンスでは、衛生士さんによるプロフェッショナルケアはもちろんのこと、お口の中の動きを定期的に観察することで様々な予防を図ることが出来ます。
特に虫歯に関しては早期発見、早期治療は絶対的な効果があります!
また食生活、特に間食、甘未物の摂取の仕方について、親御さんにその場で伝える事で、予防のインセンティブが上がると考えます。
予防は親御さんの生活習慣への考え方が、お子さんのお口の中の環境に大きく影響します。
一朝一夕では成し遂げる事が難しいのが予防です。
是非定期メインテナンスで良好なお口の環境を育てていきましょう!
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