歯周病は何故「怖い病気」と言われるのでしょうか?
投稿日:2021年1月8日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
新年明けましておめでとうございます。
本年度も皆様に有益な情報をお届けできますように日々努めていきたいと思います。
本年もよろしくお願い申し上げます。 ナガイ歯科院長 永井
タイトルにあるように「何故に歯周病は恐ろしい病気なのでしょうか?」
それは歯を失う可能性が非常に高いからです。加えて歯周病以外の疾病を引き起こす、もしくは悪化させてしまう病気だからです!
同じお口の中の病気である虫歯と比較すると、歯周病は自覚症状が少なく、痛みを伴う事もなく進行してしまう場合も少なくありません。
重度の歯周病に罹患した患者さんのほとんどが、長い間歯科医院を訪れておらず、お口の中に関心がない方が少なくありません。
久しぶりに歯科を訪れた矢先に「歯を残せない」と伝えられると多くの方がかなりの精神的ダメージを受ける事になります。
このような患者さんのなかには「幼年期には虫歯が無く、歯の健康優良児であった」とおっしゃる方も少なくありません。
このように突然の歯の喪失は、「歯が無くなる」という精神的なダメージに加え、実際に歯がなくなってからの実生活自体が困難になります。
いきなり入れ歯を装着しても、なかなか慣れることは簡単ではなく、食事の種類や摂取の仕方も変えなければなりません。
「歯ぐきは腫れた、歯肉の出血がある、歯がグラグラする、食渣が詰まり易くなった、歯並びが変わった、
口臭がある、etc]
今までと違う症状を感じ始めたら、歯科医院へ相談しましょう!歯周病は早期に発見、治療することで多くのケースは治癒します!
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