怪我した歯の管理、折れた歯、抜けた歯はどうしたら良いのでしょうか?
投稿日:2024年8月17日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
事故や怪我で歯が抜けたり、折れてしまった時は歯を捨てずに歯科医院へ持って行ってください!
抜けた歯がうまくいけば元通りになるかもしれません。欠けた歯は破片を元に戻す事はあまりしませんが、レジンなどで修復する際に歯の形態を復元する原形としてとても参考になるので持参していただけると助かります。
注意点
1)抜けた歯、欠けた歯を捨てない!
2)抜けた歯を洗わない!
砂やほこりが付着していたとしても、水道水などで洗わないでください!
抜けた歯は洗わずにそのままの状態でお持ちいただいて構いません!
歯の周囲には「歯根膜」と呼ばれる再付着にとても重要な組織が付いています。
ゴシゴシ洗って歯根膜が剥がれ落ちると元に戻る可能性が下がります。
3)歯の根に触れない! 上記の理由ですね。
4)乾燥させないでください
抜けた歯を洗ってはいけませんが、乾燥させてもいけません。洗わずにそのまま保存します。
保存する液は
牛乳、薬局で買える保存液、生理食塩水(無ければ250mlペットボトルにキャップ1杯分の塩)
もしくは、唾を溜めてその中に入れる。
ティッシュに包むのはやめてください!乾燥します!
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