食べる機能についての続き
投稿日:2024年3月8日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
離乳食は月齢に合わせて進めて行くことが基本にはなりますが、
個人差がある事を知っておきましょう!必ずしも月齢通りに進めなくても大丈夫です!
歯が生える時期に個人差があるのと同様に、食べる機能にも個人差があります。
お口の機能がまだ準備できていない状態でお母さんやお父さんが頑張りすぎてしまうと
せっかくの楽しい食事が嫌なものになってしまう可能性もあります。
離乳後期(9カ月以降)
ハイハイが始まり行動が活発になり始めるこの時期、
奥歯はまだ萌出していませんが、「噛む」ような動きをします。
この時期に下顎を噛むように動かしますが「絶対に硬いものは与えないでください!」
りんごなどを小さく切って与えがちですがやめて下さい!とても危険です!
この時期は「手づかみ食べ」が始まる頃です。手の発達ももまだ未熟なので勢いよく口の中に詰め込みやすいので喉に詰まらせないように注意が必要です。
手で食べ物を握りつぶしたりして遊ぶ事はとても大切な行為です!お行儀は悪いですが、食べ物の感触などを確かめいます。
ゆっくりとも守ってあげて下さいね!
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