「血液サラサラの薬」を服用している方へ
投稿日:2022年7月22日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
脳梗塞や心筋梗塞など血管内に血栓(血の塊)が出来て血流を塞いでしまう病気の既往があるほとんどの方は、
「抗凝固剤」を服用していることが多いと思われます。
お薬の作用で血が止まりにくくなりますので、「抗凝固剤」を服用されている患者様は、
その旨を必ずお申し出くださいね。
「抗凝固剤」服用患者様には、観血的処置(血が出るような処置)が出来ない場合があります。服用している薬の種類や量によって、薬剤を服用したまま治療をするか、薬剤を一時中断する必要があるのか
主治医の先生と相談いたします。
ここ最近の医療機器の発展により、歯科医院のチェアサイドで簡単に採血(指先からをおこないます。)して、血液内の抗凝固剤の量を測定して観血処置の可否を判断できる機械もあります。
当院におきましても上記の機器は導入していますが、担当医との手紙のやり取りに割く時間を省略できますので早期の処置が可能となります。
自己判断で薬の服用を止めたりはしないようにお願いいたします。
■ 他の記事を読む■