歯科医療の感染管理とは?
投稿日:2022年4月2日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
自分の口の中に入る器具などが、どのようにして衛生管理されているのか気になったことはないでしょうか?
歯科医院での日常的なお仕事のひとつに「滅菌処理」「消毒処理」などがあります。
「滅菌」はすべてのウイルスや細菌を死滅させることです。専用の機械を用いて行います。
「消毒」は物によっては滅菌で壊れてしまう器具などがあります。その場合は薬剤を用いてウィルスや細 菌を死滅させます。
その他「使い捨て」の物も多く使用します。「手袋」や「コップ」「唾を吸う器具」など数多くのディスポーザブル商品も使用されます。
また各チェアには「アルコールワッテ」と呼ばれるアルコールに浸したガーゼやコットンが準備されており、大きな機械やチェア周りなど患者さんが去った後に消毒します。
これらの作業はとても大変な作業であるため、他の仕事と兼任するのは困難なこともあり、当院においてもそうですが、専用のスタッフ「クリーンスタッフ」と呼ばれる方がこれら作業を行うことが望ましいと考えられています。
歯科医院ではこのような感染予防対策を普段から、もっと言えば、今日の流行り病が蔓延するずっと前から地道に行っているのです!
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