入れ歯をすると歯周病が悪化する?
投稿日:2020年12月20日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯周病で歯が無くなってしまった場合に、抜けた歯の機能を回復させるための補綴処置を行う必要があります。
その補綴処置のひとつに「入れ歯=義歯」があります。
入れ歯は様々な種類があります。我が国、日本では国民皆保険制度があるので、入れ歯治療もその保険を使用して受ける事が出来ます。
入れ歯は、無くなった歯を補うために、残存している歯を支えにします。それらの歯に負担がかかって後にそれらの歯も無くなってしまうのではないか?という心配があるのは事実と思われます。
実際に健康であった歯にも拘らず、入れ歯を入れたことにより揺れるようになってしまったという事は少なからずあります。
したがって部分入れ歯を入れる前には診査が必要になります。またかみ合わせの調整も必ず必要になり、定期的に審査することがとても重要です。
すでに歯が揺れている場合でも問題なく入れ歯を使用することが出来るケースも少なくありません。
様々なケースにおいて義歯を設計する事ができますので、お困りの方はかかりつけ医へご相談くださいね。
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