乳歯と永久歯の萌出について
投稿日:2023年4月2日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
3歳ころに乳歯列期が完成して、5歳を過ぎると下の前歯「乳切歯」がグラグラし始めます。
初めての「永久歯」が生えてきます。
一番最後に生えてくる第二大臼歯は12~13歳頃になるので、7~8年かけて永久歯列が完成します。
乳歯の脱落、永久歯の萌出の時期は個人差があります。
永久歯の萌出が遅く心配される親御さんも少なくありません。
実際に萌出の妨げになる要因が潜んでいることも珍しくありません。それらの見極めは歯科医の診察が必要となります。
親御さんからのよくある質問について
A:グラグラする乳歯があるのですがどうしたらよいのでしょうか?
Q:基本的に動揺している乳歯は心配しなくても大丈夫です。動揺する乳歯が摂食の妨げになったり、痛くて気になるなど、問題がある場合には歯科医院で抜歯を行います。逆に抜ける時期になっても動揺しない乳歯は抜歯しなければならない事も少なくありません。この場合、動揺していない乳歯は後続永久歯が欠如している事もあるので、レントゲン撮影して確認が必要になることがあります。
乳歯は虫歯にもなりやすく、いつもと違う様子が見られることがあります。
不安事があったら歯科医にすぐにご相談くださいね!
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