食べる事と老化の関りについて
投稿日:2021年8月8日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
お口のなかの老化が進むということは、おくちの機能が低下しいることを意味します。
お口のなかの大事な機能は「食べる・飲み込む」「話す」「呼吸する」が挙げられます。
老化の始まりとしてよく起こること「うまく食べられなくなる」ことが見受けられます。
食べるという行為は、歯のみならず、舌、お口の周りの筋肉、頬、唇などが総合的に機能している状態を指します。
歯が多く残存していたとしても、舌や喉の周りの機能が衰えていると、嚥下(飲み込むこと)が困難になり、結果食べる事すらも困難となります。
人は「食べる事」ができなくなると、栄養を摂取したとしても行動しなくなるといわれています。
「食べる事」は他者との交わりを持つとても大切な行動の一部でもあると考えられます。
食事の約束をする事で、その日の行動を楽しみにして、服を選んだり、髪形を気にしたりと、様々なことに気を向けます。この一連の行動が老化の抑制効果となる事は想像に難くないでしょう。
「食べる事」はとても大切ですが食べすぎは止めてくださいね!
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