食育Q&A つづき
投稿日:2018年8月18日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
今回も前回に引き続き、お子さんの発達の過程におけるお口に関連する質問とその答えについていくつかピックアップしていきたいと思います。
Q:お行儀が悪く、こぼして、汚して困ります。
A:ご両親の手助けのもとに食事をするのは、一般的に「離乳食後期のはじめ」くらいまでです。
それよりも後になると「自分で!」と自己主張が始まります。それを利用して自食をさせる事がとても
大切!汚れて困るよりも、お子さんのお口と手の協調練習と道具の練習を見守る事の方が重要です!
誰もが一度は通る道です。制限しない方が上達も早いですから!
Q:歯磨きを嫌がりますがどうしたらよいでしょうか?
A:赤ちゃんのお口の中を観察するために、口の中を見せる事に慣れる必要があります。
それには痛いことをしない事がとても大切です!上唇と歯ぐきを繋ぐ小帯など、軟組織に歯ブラシなどが
直接当たらないように気を付けましょうね!仕上げ磨きが嫌いにならないようにしましょう。
個人的には「MIペースト」がお勧めです!飲み込んでも大丈夫ですし、味の種類も豊富なので欲しがる
ようになれば、歯磨きタイムが楽しい時となります!牛乳が由来成分なので、アレルギーのあるお子さん
は気を付けてくださいね!
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