食べる力を養う!離乳食中期編
投稿日:2024年2月19日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
離乳食中期(7、8カ月〜)下の前歯が2本生え始めるのが6〜12カ月後です。
この頃になると上唇や舌の動作が活発になり、歯が全くない時期と比べ食べ方が変化してきます。
離乳食初期とは違った食べ方がはじまります!
この時期はぜつの動きが活発になります。「硬さ」や「感触」を舌や上顎で確かめ安全なものかどうか確認します。
この時期に絶対にやってはいけない事は
「この時期に絶対に硬いもの、固形物を与えてはいけません!」
・喉に詰まらせ、窒息の可能性があります。
・頚椎が未発達状態で硬いものを咀嚼すると、頚椎の正常な発達に悪影響を与える可能性があります。
形のないペースト状の物や軟らかくて舌で潰せる硬さのものを与えるようにしてください!
この時期は舌を含め、口腔機能の発達の重要な時期になります。
急いで食事をさせることもNGです!
食事をこぼさないようにと、スプーンを口の奥まで入れたり、唇にペースト状の物を擦り付けたりするのもやめましょう!
食べる機能を学ぶ時期なので、舌や唇の機能を覚えることがとても重要です!
食事の効率は考えないようにしうましょう!
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