口腔機能低下症について
投稿日:2025年8月4日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:未分類
口腔周囲の筋肉も加齢とともに衰えていくのは常です。
普段から口腔周囲の筋肉を使うことを毎日の生活習慣に取り入れている方と、そうでない方とでは雲泥の差が出ることは火を見るよりも明らかでしょう!
滑舌が悪くなった、食事中にご飯をこぼすようになった、うまく飲み込めない、など日常生活の中で少しずつ変化が現れ始めたら要注意です!
このような「食べる」「飲み込む」「話す」などの複合的な機能低下を示す言葉が
「口腔機能低下症」です!
このような機能低下を予防するためには、それら機能の特徴を知ることがとても重要です!
・噛む力が弱くなっていると感じている方
噛む力を鍛えようと思い、硬い食べ物を食べることで鍛えようと思っても、逆に歯や顎、歯周組織を壊しかねません!
噛み締めないと味が出ないような食べ物は特に、お口の機能を破壊してします傾向にあります。
硬いものはどちらかというと嗜好品としての要素が高いために、好んで食べる方が少なくありません。
とても注意すべき食品です。
お米や野菜などのか固くないものでも、なるべく咀嚼回数を増やすことで噛む力を養うことは可能です。
ながら食べは、早食いになりやすく、噛むことに意識が向きません。食べることに集中することが解いても大切です。日々鍛錬となりますが続けることで効果は出やすくなります。
続く
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