歯周病で無くなってしまった骨は治るのか?
投稿日:2020年12月8日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯周病にも幾つかの種類があります。
おおまかには骨の欠損の程度で軽度から重度へと分類されます。
進行の早さや骨の吸収する部位、発症する年齢によってもタイプが分かれます。
歯周病は歯周病関連細菌と呼ばれる歯周病罹患者に特異的に認められる細菌を元に進んでいきます。
したがって関連する細菌もタイプによって分かれます。
骨破壊が著しく進行が速いタイプにおいては骨を元通りに回復させることは非常に困難です!
止める事すらできないこともあります。
我々歯科医が歯周病による骨吸収の回復を期待できるのは、中等度の骨吸収までと言えるでしょう。
重度の歯周病による著しい骨吸収も特殊なお薬を使用して治すことができる場合もありますが、まだ汎用性が高い治療とは言えません。高度な知識と技術を持ち合わせたDrが治療することも絶対条件と言えるでしょう。
しかしながら歯科の世界でも、技術も薬剤も日進月歩で日々発展しています。
昔であったら治らないようなケースも現在であれば治すことが出来るケースもあります。
歯周病でお悩みのかたはまずは歯周病治療を実践している歯科医へご相談を!
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