温かい物がしみるのは何故?
投稿日:2018年4月6日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
「温かいものがしみる事がありますがどうしてですか?」
との質問をたびたび受けることがあります。
「温かいものがしみる時は、虫歯が神経のすぐ近くまで進行している証です!」
まったくその通りです!
たとえ虫歯の入り口が小さくても、中で虫歯が広がり神経の近くまで到達している事は往々にしてあることです。
歯の外側はエナメル質といって無機質の硬い組織で覆われていますが、エナメル質の中には有機成分を含んだ象牙質と呼ばれる組織があります。ここに虫歯が進行すると柔らかい組織なので虫歯がどんどん進みます。
そして温かい物がしみる原因としてもう一つの原因があります。
「それは、神経の処置を施した歯が再び感染したときです!」
神経の処置をしたのになぜ?と思われるかもしれませんが
事実、起こる現症なのです!
「一度神経の処置をした歯だから思い違いかな?」と思いがちですが
感染している可能性がありますので、歯医者さんへ行かれることをお勧めします。
治療としては、もう一度、歯の根の治療をすれば完治すると思われますので
早めの受診がよろしいかと思います!
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