食が進まない時は注意が必要です!
投稿日:2024年4月9日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
乳歯が生え揃い、食べる機能が発達する時期には、歯並びや噛み合わせ、虫歯や軟組織異常などが
「食べること」に影響します!
「食べること」が苦手になってくるようでしたら歯科医に相談してみましょう。親御さんでは見つけられない問題が隠れている場合があります。
・噛み合わせ
よく見受けられるのが「指しゃぶり」による開口です。指をしゃぶり続けることで前歯の噛み合わせが空いてきて前歯で食物を噛み切ることができなくなります。加えて出っ歯になり、歯列の形態も変形してしまいます。
・虫歯
虫歯にはできやすい場所があります。虫歯の好発部位と言いますが年齢によって食べるものが異なるために虫歯の好発部位も変わります。
3歳以下では上顎中切歯と呼ばれる前歯にできることが多いです。
3歳以上では乳歯列が完成して、虫歯のできる場所が変わり始めます。
臼歯部において虫歯がみられます。
4〜5歳になると隣接面と呼ばれる歯と歯の間に虫歯ができやすくなります。
6歳以上になると第一大臼歯と呼ばれる永久歯が生え始めます。様々な理由で虫歯になりますが
一番の要因は砂糖の摂取と考えて良いでしょう。
糖分の摂り過ぎは、虫歯だけでなく健康に有害であることは間違まりません。
「甘いもの」を摂取することがリスクあることであると認識することが大切です!
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