マウスピース型矯正装置・アライナー矯正の特徴について
投稿日:2022年10月30日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
矯正治療でははを、「歯」を様々な方向に動かす必要があります。
前後左右はもちろんのこと、上下(歯の根への方向・歯の頭への方向)への移動も必要となります。
これらの動きは矯正装置の違いにより明らかに差が出ます。
つまり矯正装置により得意な機能と不得意な機能があるという事です!
アライナー矯正にも得意、不得意があります。
【アライナー矯正が得意とすること】
・出ている歯を中に、中に入っている歯を外に出すような動きは得意です。
・奥歯をさらに奥に動かすことが得意です。
【アライナー矯正の不得意なこと】
・捻じれている歯を改善する事。
・歯を奥から前方に動かす事。
矯正治療には「歯」を様々な方向へ動かす必要があります。
必要に応じてワイヤー矯正も交えながら治療する事は治療期間の短縮に繋がります。
始めにワイヤー矯正でアライナー矯正の不得意な動きを済ませてから、アライナー矯正に移行することは臨床において多々あると思います。
治療期間の短縮は患者さんにとっても、歯科医にとっても大切な課題です。
治療前の治療計画は十分に話し合いましょう!
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