歯周病の新事実!
投稿日:2021年4月2日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯周病については様々な研究がなされ、新しい発見や研究の成果が出てきています。
そのうちのひとつに「歯周病関連細菌は腸内細菌にも影響する」があります。
腸は身体の中で最大の免疫系器官と言われています。様々な腸内細菌が存在して免疫の働きを担っています。
この重要な腸内細菌のバランスに口の中の細菌が関連していることが分かってきました。
お口の中から肛門までは繋がっているので当然と言えば当然の話ですが
口腔内の細菌叢と腸内の細菌叢はお互いに影響を与え合う関係性にあることが証明されました。
特に歯周病関連細菌などの特殊な細菌は口から腸へ伝播されることで、腸内細菌の細菌叢のバラスを崩します。腸は身体の中でも最大の免疫システムを担う器官と言われています。その免疫器官を安定させて働かせることは非常に重要で、極論ではありますが生死にかかわる問題にも繋がることだと言えるでしょう。
口腔内の安定した細菌叢の活動を促すには、お口の中を清潔に保つことがとても重要です。
歯磨きとデンタルフロス(もしくは歯間ブラシ)、このセットを毎日することでお口の中ほとんどの炎症を抑える事が出来ます!
今日から始めましょう!
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