歯科医院での臨床におけるデジタル化の現状について
投稿日:2023年11月13日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
歯科医院におけるデジタル化はレントゲンやカルテ業務において1990年代から始まりました。
・レントゲン
レントゲン機器のデジタル化によりフィルムの保管や現像機などの大型設備が必要となくなりました。
レントゲン写真はカルテの中に保管することが可能となり閲覧時の煩わしさは頗る改善されたと言えるでしょう。
また撮影時の被曝量もフィルムと比較すると随分と減少し、患者さんにとっても恩恵があると考えられます。
・カルテ業務
一昔前まではカルテ作業も手書きでした。デジタル化されたことで受付・事務における実務の利便性が一気に上がりました。書く方も見る方もデジタルの方が快適であることは言うまでもありません。
患者さんにおきましては、治療後にお会計の待ち時間が減少したことなどがデジタル化の恩恵と言えるでしょう。
・薬を処方する際の薬剤参照
薬の種類は星の数ほどあり、患者さんの服用されている薬剤情報を調べるときにデジタル化された引用先があると大幅な時間削減が可能となります。
患者さんにおきましては、薬に関する情報を漏れなくピンポイントで獲れることはとても重要なことだと考えられます。
お薬の情報は情報量が多く、かつ気の抜けない情報源であります。これらの情報がデジタルかされて集積されていることで患者さんや薬剤関連の仕事に携わる全ての人がその恩恵を受けていることでしょう!
■ 他の記事を読む■