「歯の数が足りない」と言われたら「?
投稿日:2018年6月18日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
ご存知でしょうか?「先天性欠如歯」
少し聞きなれない言葉かもしれませんが、
「生まれつきに歯の数が足りない事です。」
おおよそ、10人に1人の確立で見ることが出来ますが、その50%近くは1本足りない状態です。
2本足りない状態はおおよそ30%くらいです。
したがって1割の確率で歯が足りないお子さんがいます。
対策は?
1)そのままにしておく(成人になってから問題を引き起こす可能性があります。)
2)矯正治療で無い歯のスペースを補う。
3)補綴処置でスペースを補う(被せもの、入れ歯、ブリッジ、インプラントなど)
4)自家移植する(自分の他の部位の歯を移植する)
などの方法が挙げられますが状況に応じて対策方法が変わりますので、一概に「この方法が良い」という事は難しいいと思われます。
しかしながら歯が無い事が原因で、お口の中の機能が酷く失われる事はまず考えにくいので、歯の本数が足りないと、検診などで見つかった場合はかかりつけの医院へ相談されるとよろしいかと思います。
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