お子さんの定期検診について
投稿日:2024年12月20日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
定期検診ですることの続きとなります。
「お口の機能の発達具合について調べることができます」
お口の大きな機能として、咀嚼、嚥下(飲み込む)、発音、呼吸などがあります。
成長に伴い獲得していく機能ですが、口腔機能発達不全症などに分類されるように
「うまく食べられない」「食べるのに時間がかかる」「サ行が発音しずらい」
「滑舌が悪い」「ぶくぶくうがいができない」
など機能が十分に発達していないお子さんを散見します。
親御さんの育児のお悩みにつながることも多いので定期検診を通してお子さんの現状を理解することが、悩みの解決に繋がることも少なくありません。
特に気にして欲しいお子さんのサインとして
「お口ポカン」:見るたびにお口をポカンと開けているようであればトレーニングをする必要があります。
お口を閉じる行為はお口の筋肉を使う必要があります。
お口をポカンと開いてしまうと言うことは、お口の周囲の筋肉が未発達の可能性があります。
お口の周囲にある様々な筋肉がお口の機能を担っています。この筋肉を働かせることでお口のみならず
額顔面の正常な発達を促します。
トレーニングをきちんとすれば誰でもお口ポカンは治すことが可能です。
それに向けたトレーニング機器などもありますので、お気軽に歯科医にご相談くださいね!
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