何故、ホワイトニングは歯科医院ですることが望ましいいのでしょうか?
投稿日:2019年7月12日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
最近、エステサロン、通販など、いたるところでホワイトニングの宣伝を見る事があります。
「手軽にホワイトニングできるなら、わざわざ歯科医院へ行かなくてもいいじゃないの?」
多くの人がそんな事思ったっ事があるのではないでしょうか?
今回はそれについてお話しさせていただきます。
歯を白くする方法は様々です。主に薬剤を使用しますが、厚生労働省に認可されている歯のホワイトニング薬剤は、歯科医が処方するものみです。
歯科医院以外で使用されている薬剤は重曹などがありますが、何が使用されているか分からない事もしばしばあります。
問題として使用されている薬剤が安全であるかはとても重要ですが、それ以外でも重要な問題があります。
ホワイトニングをするにあたって、歯肉や歯自体に病気がないか確認しなければなりません。
虫歯がある状態で薬剤が歯の中に入り込むと非常にしみます。さらに歯髄炎を引き起こしてしまい、神経を抜かなければならない、といった事が起こる可能性もあります。
また歯肉炎、歯周炎がある状態で歯周組織に刺激を加えることで、痛みが出現することも考えられます。
また歯の表層が、歯肉炎や歯周病からの出血により血液で覆われ、肝心のホワイトニングの薬剤が歯の表面に届かない事があり、歯が白くならないといった事も起こる可能性があります。
大事なことは術前の検査です!十分にホワイトニングの効果がでるような状態にあるのかどうか
診査することがとても大切です!
まずはご相談を!
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