天然歯みたいに歯を治すには?
投稿日:2018年5月22日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
近年各業界での技術革新の速さとその向上ぶりには目を見張るものがありますが、歯科業界においても多分に漏れず、すさまじいいほどの技術、設備、材料など様々なところで発展が見られます。
日本の医療は国民皆保険により誰もが安心した治療を安価に受けることができるすばらしいシステムです。
しかしながらその一方でデメリットもあります。技術革新の進歩が遅い点です。保険制度を安定、維持するためにはルールが必要になります。そのルールは保険で使用する材料や器具機材に制限を掛けます。本当に安全で効果があるものなのか見極める必要があるからです。したがって海外で効果が認められて、すでに浸透している良い材料でも日本では使えない事がしばしば見られます。
しかしながら最近の日本の歯科業界においては、保険治療とは別に自費治療が各部門において活発化しています。患者さん一人に対して長い時間を費やしてより良い器具機材、材料を用います。当然それに必要な技術力も要求されますが、世界スタンダードの基準からみても十分な質を提供することが可能となります。治療費も高額となりますが治療の質は向上すると思われます。
そんな視点から虫歯を治す材料レジンに目を向けてみましょう。
自費治療専用の材料となりますが国産ブランドでとても優れた材料があります。
「GC、エッセンシア」
今回当医院でも取り入れていますがその質はまさに天然歯に限りなく近い質感、色を出すことが出来る優れもです。
この材料については改めて紹介させていただこうと思います。
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