幼児期前半(1~2歳代)の虫歯予防について
投稿日:2020年7月5日 執筆者:院長 歯科医師 永井伸頼
カテゴリ:院長ブログ
齲蝕のリスクについて
1歳代前半には第一乳臼歯が萌出して歯を使った咀嚼が始まり、離乳は完了期を迎えます。
歩行の開始により運動量も増え、3回の食事に加えて間食や飲料を摂取するようになります。
この時期からショ糖を多く含む菓子類を摂取する機会が増えますので、ミュータンス菌の伝播・定着が起こりやすくなります。
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齲蝕のリスクが高まります!
食生活習慣からの齲蝕予防
食事の際に保護者からのミュータンス菌の伝播を減らすこと、
間食などでショ糖を多く含む飲食物摂取することでミュータンス菌の定着リスクが高まることを理解してもらう事が重要です!
一日に最も多く摂取する飲料水にショ糖が含まれていないようにする!
口腔清掃からの齲蝕予防
乳臼歯の萌出により、歯ブラシによる清掃の必要性が高まります。保護者による口腔清掃の習慣化を図る事が重要です!
またこの時期から「うがい」が出来るように練習を始める事も良いでしょう!
1歳を過ぎたら「かかりつけ歯科医」を決めて定期健診や保健指導を受けることもお勧めいたします」!
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